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白内障

白内障

誰にでも起こってくる加齢の病気こそ、ある意味チャンス!

目には角膜と水晶体という2枚のレンズがありますが、その水晶体は年齢とともに必ず濁って白内障の状態になります。白内障治療では、その水晶体を治す場合に必要となる眼内レンズの選び方によって、めがねなしで遠くが見えるあるいは遠くも近くも見えるようになったりできるのです。

眼内レンズには、大きく 単焦点眼内レンズと多焦点眼内レンズがあります。
どちらのレンズでも、水晶体を細いチューブで吸い取って、その水晶体の代わりにその人にあった度数の眼内レンズを選ぶ事で、近視や遠視を治すことが出来ます。つまり、裸眼で遠くが良く見えるようになります。
そしてさらに多焦点眼内レンズでは老眼鏡の働きも追加されているので、それを利用することで遠くだけでなく近くも見ることが可能になって来ています。(多焦点眼内レンズは遠近両用眼内レンズと呼ばれる事もあります)

もともと水晶体は、ピント合わせの調節という役割も担っているので、水晶体で近視・遠視を治す場合には水晶体が濁っている白内障という状態になっている事が必要です。なぜなら年齢の若い人の水晶体は、ピント合わせの力が多焦点眼内レンズよりも大きく、正常な調節機能を越えるまでの性能には多焦点眼内レンズはまだなっていません。

すでに単焦点眼内レンズを挿入している方にも、その眼内レンズの上にピントあわせの機能(調節機能)を持つ眼内レンズをもう一枚挿入することが出来るようになってきています。そうすれば、今まで遠くだけしか見えていなかった方にもめがねなしで、近くも見せてあげることが可能になります。

セカンドオピニオンももちろんOKです。どんどん質問してください。